澤田流神門(さわだりゅうしんもん)

 

マツモトコウイチドットコムではお灸のある生活を提案しています。ときどきツボの位置を確認して正しくご活用ください。今回は澤田流神門の部位をご紹介します。

 

場所

 

教科書的に言うと手関節前内側、尺側手根屈筋腱の尺側縁の陥凹部です。

簡単に言うと手首の小指側の真横です。かなり簡単に言いましたが場所が確認できれば忘れるところではないと思います。

澤田流ではない神門もありますがそこの部位とはかなり違います。

 

取穴の方法

 

澤田流神門は手首にあるツボです。昭和初期の鍼灸師である澤田健先生が研究し用いたツボであり氏の名が付いています。

これは手首の関節のシワを、親指側からたどって行き、小指側にあるスジ、腱を越えた所にあります。
手首を曲げ伸ばしすると、小指側の端にスジ、腱が動くのが分かります。その腱のふちの凹みです。

伝統的には、この腱の親指側にある凹みが「神門」のツボとされます。澤田氏は治療の経験から、神門から腱を挟んだ反対側にも、ツボとしての効能を発見しました。

実際、私(松本)が臨床で使用しても神門よりも澤田流神門のほうが使用価値が高いように感じています。

 

写真でみる

 

澤田流神門は手首の横というイメージでOKです(比較的取りやすい場所です)

 

お灸に火が着いている場合はこの姿勢では危険ですのでご注意

 

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備考

 

基本的に神門など少陰心経のツボはあまり使うことは無いような気がします。(伝統鍼灸では理論的に心経の代用として心包経を使う慣習があるため)

ただ火と水で考えた場合、水の不足に火の冷却する作用(陰陽転化)を期待することが可能なので神門が有効という考え方もできます。

 

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マツモト コウイチ

東洋思想研究家でありUdemy講師でもあります。開業15年超の鍼灸師です。ビジネスから教育、エンターテイメントまで多くの人の成功と挑戦を東洋思想家として見渡しています。すべての投稿に関して講義講演が可能な内容となっています。居敬窮理(振る舞いを慎み、道理をきわめて、正しい知識を身につけること)を実践していこうと思います。

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