おかげさまで6月18日を持ちまして当ブログが1周年を迎えました。
今回は1周年を迎えるにあたって思ったことをお伝えしたいと思います。
おかげさまで
ナニワトモアレ
この記事の90%以上の目的は3つ。
1)このブログが1周年を迎えました。ありがとうございます。
2)連載した『鍼する左手 灸する右手』を読んでください。
3)他にも興味ありそうなネタを探し当ててください。
以上です。(笑)
自分の進歩
基本的に健康に関する情報は発信するものの、それは健康に対するあり方を考えるきっかけに過ぎず、ここをこうすればokという問題ではありません。
ですから、ツボの場所の紹介はありますが、○○病だから、ここにお灸をしましょうという安易な治療法をお伝えするつもりはありません。
また、このブログに載せているツボの場所は、現在、私の鍼灸院に来院されている方や相談があった方への対処法を詳しく伝えるためのものであり、この記事単品ではあまり役に立つものではありません。
むしろ、記事だけが独り歩きしないで、私の考えや相談の結論として選ぶようにしてあるのです。
東洋医学(鍼灸)では、病名治療ではありませんので、同じ頭痛と言っても使うツボは条件によって様々です。それを病名とイコールで一覧表にすることは間違える元です。
そういう意味で、お手軽治療法がネットで氾濫していますが、少し違うという立場でいます。
少なくとも予防的、健康管理的な方法はあります。ただ治療という概念になると、もっとしっかりとしていかなければ鍼灸が効果ないと言われかねません。
現在のお手軽治療法によって、かえって鍼灸の効果効能に疑問を持つ人が増えているのではないかと思うほどです。
「ツボを押せば効く」という機械的な反応を求める気持ちはわかりますが、そうではないと思いますし、その結果、効果がないではないかと言われると悲しいもんもです。
ですので、お灸をするのでも、もう一歩、東洋医学的な考えまで発想が及んでほしいと思うのです。
理解への道
ですから、何気ないことのように思いますが、ちょっとした雑談というのはとても大切なのです。
その雑談の内容ではなく、その間・そのリズムが、まさに東洋的な視点の範疇だからです。
お医者さんはとても合理的です。最適な薬を処方することによって多くの症状が解消できることを知っているのです。
ですが、患者さんはその薬に対しいて不安を抱いているかもしれませんし、さまざまな誤解や認識不足があるかもしれません。それを解消する機会はあるのでしょうか?
このミスマッチを現代の医療不信の根っこにあると考えるのであれば、
鍼灸でも同じような合理的、効率優先の間違った道を進むことになります。
ですから、健康でいることは合理的だと思っても先を急ぐものではないのです。善なる道を歩むのであれば、そのにふさわしい自分になる必要があるのです。
コツコツ行くことの大切さ
アクセスに関して言えばたいしたことはありませんが、自分の思考を確認するには最適な場であることは間違いありません。
最近では心の健康、体の健康だけではなく、金銭的な自由度も健康に大きく影響を及ぼすと考えており、稼ぐことを意識しないまでもお金に困らないように金融リテラシーを高める必要性を感じます。
その意味では、私が実践しているわけではないので、もっと深く学ぶ機会と時間が必要だと思っています。
日本の未来は経済面としては明るくないですからね。
今後はそういう話題も徐々に増やしていくことになると思います。
さいごに
東洋医学に関することを学ぶのは理解の程度が遅いのも一因ですが、情報量の多さに圧倒されて処理しきれずにいます。そしてそうなってしまう精神力もあります、きっと。
それでもインプットをこなし、
どうにか有意義なアウトプットになるように、
そのアウトプットが自然とつながってきて「東洋思想的な価値」として
あなたに良い影響があることを願っています。
まずは1周年。鍼灸の世界に身を置く者として少しでも東洋思想的な視点を広げていきたいと思います。ご縁がありましたすべての方に引き続きご愛顧いただけますよう心からお願い申し上げます。
マツモト コウイチ
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