ブログ名ともども筆者のマツモトコウイチです。
オウンドメディアに興味を持ち、健康を維持増進するための私塾を標榜した当ブログ。おかげさまで半年が過ぎることができました。
今回は、この機会にこのブログの目指すところと進捗についてお話ししたいと思います。
健康とは何か については語らない
ウチは異質だよね
東洋医学(鍼灸)を専攻していると世間との認識にズレが生じます。ですが、少数派で結構です。わかる範囲でわかる人に必要とされればOKという考え方です。
なぜ世間との認識にズレが生じるかというと、世間では千変万化する「答え」を欲して動きます。代表的なものにバナナが体に良いとテレビで放送されると昨日まで余っていたバナナが売り切れる現象です。
サッカーで言えば、まるでサッカーボールを追いかけて走っている選手のようなものです。
東洋医学や東洋思想というものは、ときに大局観で物事を判断します。答えというより数式や公式を理解する発想に近いものです。
サッカーで言えば、みんながボールに集まっているので逆サイドのスペースでパスをもらいチャンスを広げようとする選手のようなものです。
幼稚園のサッカーに逆サイドでボールを受け取ろうとする子供がどれほどいるでしょうか。皆無か少数派だと思います。これが健康に関する教育の現状と似ていると思います。
語ってはいけない
言葉にすると、言葉ですべて伝わるものだと誤解されます。もちろん、言葉にしないと伝わらない面もあるでしょう。しかしながら、言葉で伝えたことをすべて理解し、実践し、継続することはとても難しいものです。
虫歯予防を広く訴えて、その意義を広めても理論だけでは限界があると思いませんか?
子供の頃から習慣にしてしまえば苦労しないであろうことも、言葉だけで伝えられていたら行動まで変化するのは難しいものです。
本人が心から行動を変えるように「理解」しなければ、いくら語っても手垢のついた言葉に飽き飽きとするだけなのです。
それではどうする?
たとえば歴史に学ぶという方法があります。それは歴史を事件や年号を覚えるのではなく、その当時の人々の苦労を理解したり悩みに共感したりするということです。
聖人君子にはなれないまでも、聖人君子の生き方を見習うことはできるはずです。
理屈や単語を覚えるのではなく、その本質を理解し実践することが求められるのです。そして、それを自身の健康という視点で活かそうというのがこのブログのコンセプトです。
健康だからできること
守る
健康でいることは心と体の健全さが揃って実現可能です。ですから、病気を治すだけがテーマではありません。人間は生まれた時、すでに気力(生命力)が充実していると考えるのが東洋医学です。か弱い存在ではないのです。ですから、気力を損なわないようにしなければなりません。
その発想からすると「鍛える」ではなく「守る」というニュアンスのほうが最適に感じます。
心身の健全さを守るという文脈では意外かもしれませんが「趣味を持つ」とか「資産運用」「生きがい」というカテゴリーはとても大きな意味を持つのです。
現在《連載》で大きな柱になっているのは3つです。
鍼する左手 灸する右手 鍼灸師が語る鍼灸ってなんだろう?という物語
鍼灸健康講話【特選】 3分ほどの短いお話しで考え方のヒントを探ります
プロペラント ビットコイン 金融革命の流れを一般教養として観察します
育む
他にもこのブログを通じて、心身の健康や資産運用、生きがいや楽しみなど幅広く言及していくこともあるでしょう。
ブログ自体が成長していくものだと考えています。
善なる付き合いは長い時間がかかるもの。そのような前提でしっかり育っていくブログだと認識しています。
さいごに
本業の鍼灸師としても日夜多くの方の健康を守っているわけですが、このブログでも引き続き健康の維持増進に貢献できれば いいなと思っています。
東洋医学(東洋思想)は考え方がしっかりしていればその後の自分に間違いなく良い影響があるものです。
難しく考えないで少しずつ理解していただきたいと思います。
なによりも心身の健康について考える機会を自分で作らないと、守るものも守れませんからね。
病気じゃないけど健康じゃないなんて寂しいことを言わないように今後ともマツモトコウイチドットコムをよろしくお願い致します。
マツモト コウイチ
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