講演会の反省

去る令和元年7月11日(木)午後に地元の公民館主催のシルバー教室にて「東洋医学で考える老後の元気な過ごし方」と題してお話しさせていただきました。今回はその感想と反省を。

 

ひさびさの講演

講演スタイル

 

当日、控室に案内され会場にて事前に説明を受けました。

200人キャパの会場で60人ほどと私が講演したなかでは一番大きいサイズでした。

 

当初、お伝えしていたように高齢者向けの内容を1時間、そして質疑応答を30分用意するということでしたので、当日もそのように進めました。

実際は伝えていなかったのですが、私はノドが弱く数日前から痛みがあったのですが、マイクの使用がOKだったので助かりました。小さな会場でも音響が悪いと大きな声を出す必要がありましたからね。

そういう意味で心配はなくなりました。

 

実際の講演

 

お話ししていて、地元ということもあり暖かく迎えていただきましたが、内容がどうしても堅くなりがち。やはりリアクションは重く、なかには大きく頷いていただける方もいたので大いに助かりました。

もっと会場の雰囲気をフランクにする技量(話術?適応力?ウィット?)を感じました。

 

段取りという点では準備していたもので、依頼主の公民館長さんに「よくご講演されているのですか?」と半ば関心されたように言われましたが私は年1回あればいいほうだと伝えました。(ヤル気はあります)

 

他にも反省

 

聴衆が増えれば共通した考え方にも幅がでてしまうので、一般論的な話題が増えたような気がします。

 

また高齢の方が対象ということ、私の緊張が解けてきたということもあり、やや大きめなアクションで説明することを増やし、対応できた点は自分なりによかったと思います。

(あぁこういう(動きがあって説明するの)の好きなのね、と強く思いました)

 

また、笑い話を狙っていったものの反応が薄くて2発目に狙っていたのを引っ込める始末。

 

年代や環境など、対象によってネタをフォーカスすることと、そのための材料をもっと集めておくことが今後の課題として残りました。言いたいことだけではなく、聞きたいことを提供できるようにしようと強く思ったのです。(うっすら思っていましたが強く思うようになりました。)

 

最大の反省

 

ひだびさのスーツ(ワイシャツ)姿にネクタイするなんて、慣れていないと話しにくいのですが、そういうことを気にするレベルです。でも、白衣(ケーシー)姿で講演するのもちょっと違うと思ったので、これは慣れていくしかないですね。

 

ふだんノーネクタイですから、首まわりの圧迫は気になるものです。

 

そして、最大の反省は時計を見れる状態になかったこと。

 

リハーサルでは本文を読み上げて1時間くらいでしたが、要所要所で話しの省略(高齢の方に興味ないかなと急激に心が折れたポイントあり)で1時間は割ったと思います。

 

緊張すると早口になりますので、それも含めるとペース配分が狂ったかもしれません。

いつもは、狭い会場だったのでそう思っていたら場に圧倒されたというのが正直なところですね。これは場慣れしていくしかありません。

 

 

当日はカンニングペーパーを用意しておきましたが、あまり目を向けませんでした。棒読みは印象が悪いですからね。

カンニングペーパーは5枚用意してあり1時間で終えるなら1枚12分。事前ではそういう計算がありましたが、やはり時計で時間をきっちり管理するか、リハーサルを何度もやって体内時計で管理するしかないですね。

 

これは大いに反省した点です。

 

 

 

さいごに

 

 

なんと講演の翌日、別ルートとはなるのですが偶然にも他の患者さんから講演依頼の打診を受けました。

 

次回は9月に講師をさせていただく運びです。

 

詳細は未定ですが、東洋医学にできること・考え方や現状をご紹介できるのではいかなと思っています。このような草の根レベルの普及活動ですが、多くの方の学ぶ姿勢に応えられるようにしっかり意義ある時間を共有できるようにしたいと思います。

 

このブログも講師の見本のような内容を準備しております。

一般向けのみならず、鍼灸師向けの講演・講義も可能です。

 

引き続き講演の依頼などお受けしますので、ご興味のあるかたはTwitterでダイレクトメッセージや鍼灸院のメールアドレスにてご照会いただけたらと思います。

 

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マツモト コウイチ

開業22年超の鍼灸師です。