地元でお話しする機会

今回は7月に地元で東洋医学についてお話しする機会を得ましたので、その準備と想いをお話ししたいと思います。(ネタに関しては別の機会またはすでにブログにある内容を散りばめてお話しする予定です)

 

講演すること

経験とご縁

 

いままで患者さんの提案で、地元のロータリークラブでお話ししたこともありますし、コミュニティFMで3回くらい放送していただいたこともあります。

 

基本的には院内でお話ししていることに興味を持っていただいて、講演を依頼されたことが多いものです。

 

数年前には年1回ボランティア的に、お話しする機会を主催したこともあります。

またヨガ講師の先生とコラボしてお灸教室も開催したこともあります。

 

東洋医学は健康法というテクニックだけではなく、考え方・ものの見方の多様性を知ることによって、大きく健康に寄与できるものだと思っています。そのような理解が当院とご縁のある方には少しずつ理解されていることはとても光栄なことだと感謝しています。

 

今回も患者さん経由で地元の公民館長さんの耳にお話しが伝わり7月中旬に60名ほどの集まりで90分ほどお話しする機会を作っていただけました。

 

それに関することを少々お話しします。

 

 

準備したこと

 

講演用に作製したレジュメと資料

基本的には、東洋医学的な見方をご紹介するというネタがいくつかストックしてありますので、それを対象によって調整して、再編集してお話しするという形です。

 

私はあまり、自院の宣伝をしようとは思いませんので自院のことは軽い紹介くらいにとどめています。(興味があればどれほど些細な情報でも訪ねていらっしゃいます)

 

東洋医学に関することは考え方を知るだけで十分健康に寄与できるものだと思っています。

 

どうしても、鍼灸の話をしてしまうと「鍼は痛くない」「灸は熱くない」という言い訳ばかりのネガティブな話題に終始してしまいます。そして誰も得しない雰囲気になってしまうと思うので、そのようなお話しは避けるようにしています。

 

お灸教室の場合は、ツボの場所や効能などめっちゃ興味を持たれるので、それに終始することもありますが、今回は自由にお話ししてよいということなので、いかに飽きさせないかという裏テーマとともに、東洋医学的なものの見方を知っていただこうと思っています。

 

おおまかな内容

 

どうにか講演日前後にリハーサルを兼ねて音声の収録もできたらよいのですが(期待しないで待っていてください)、ライブ感の方が好きなのでリハーサルしないかもしれません。

 

頂いたお時間は90分。

90分ということは、だいたい60分お話しして、30分質疑応答の時間になります。

 

なるべく質疑応答の時間を作るというのは、質疑応答があったほうが受講者の満足度があがるということが考えられます。また、質問にはほぼすべて回答するつもりで、私もワクワクして楽しめるというのがあります。

 

今回は鍼灸の話題どころか、陰陽論もほとんど持ち出さないので、質疑応答でそれに絡んだ説明(というかお話)が出るかもしれませんし、治療に興味があればそれに即した体験談をお話しするつもりです。

 

だいたい、儒学的な古典、漢字の成り立ち、陰陽論的な処世術が回答の軸になると思います。

 

また、質疑応答はある程度質問に火がつくまで時間がかかります。

ですから、それまでは雑談。以前、このような質問を受けたことがあります…と言って、

 

易経のエピソードをいくつかお話ししたり、陰陽論を噛み砕いて火と水のお話しをしたりします。

興味を持って集まって頂いた方は、比較的カンが良い人が多いものです。自分のことと照らし合わせて活用する方法、新しい視点を独自で見出すなどこちらが伝えたい本質を素早く理解してくれる印象があります。

 

もともと普遍的なこと(場合によっては当たり前に聞こえるけど重要なこと)は、伝わればこれほど強いことはありません。東洋思想的なエピソードは、それほど驚くことはありません。人間のパターンにそれほど違いはないのです。

欲をかいて失敗するパターン。コツコツやって成功するパターン。

 

時代が変わっても、お題が変わっても、顛末はあまり変わらないものです。このような普遍的なエピソードがご自身の体験と合致する人は疑いようのない真理を手に入れるのです。

 

鍼灸師でもこれほど違う

 

古代中国の思想集団を諸子百家といいます。

歴史的な経緯のなかで墨家が滅びたり、儒家が隆盛したりといろいろな経緯があります。(このお話しもまたいつか別の機会に…)

 

東洋医学は東洋思想に立脚しているわけですが、そこまで東洋思想を反映していない考えの人(鍼灸師)もいます。つまり、鍼や灸は使っていても、神経や筋肉を目的に施術している人もいるわけです。

 

同じ鍼灸師でも考え方は人それぞれだと言えます。

 

 

ですから、治療法のレクチャーだけの場合もありますし、私のように「人はどのように過ごすのが良いか」というある種、哲学的なお話になることもあります。

 

健康でいることは大切なことですが、必勝法が決まっているものではありません。もし仮に、健康でいる必勝法があるならば、それはもっと身近に浸透しているはずです。

 

なんらかの理由で、健康でいるために妨げられているのであれば、その理由を学ぶべきです。

 

 

今回のお話しは、何を食べたら健康になるかというテレビでありがちな統計によるものではありません。人を知ることによって、同じ過ちをしないことを学ぶ機会にしていただきたいと思っています。

 

 

さいごに

 

鍼灸師は東洋思想のプロであるべき、と個人的に強く思っています。

 

健康でいることは目的ではなく、手段です。

健康でいかに自分の夢を叶えるか、いかに使命に生きるか、などとまさに命を使って何をするかというところに焦点がいくのであれば、その人生はきっと素晴らしいものとなるでしょう。

 

そういうことを訴えて響くことがあれば素晴らしいですし、鍼灸師にはそのようなことが普通に言える教養を身に着けていてほしいと思います。

 

 

TED的プレゼンの原則を復習してよりよい講演にしたいと思いますっ

 

 

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マツモト コウイチ

東洋思想研究家でありUdemy講師でもあります。開業15年超の鍼灸師です。ビジネスから教育、エンターテイメントまで多くの人の成功と挑戦を東洋思想家として見渡しています。すべての投稿に関して講義講演が可能な内容となっています。居敬窮理(振る舞いを慎み、道理をきわめて、正しい知識を身につけること)を実践していこうと思います。

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