最初に言っておきます。1つは無理ゲー(現実的な話では無い)かもしれません。2つ目に誰得という要素満載です。最後3つは、それを実践できる人が存在します。
簡単に言うと、今は銀座の地価が日本一ですが、それを明治・大正時代に買っておくことができるのか、、、に似たお話しです。
ビットコインで儲かる可能性
いままでと同じ?違う?
数年前まで、ビットコインはその独自の稼ぎ方で注目されていました。それはマイニングという計算競走に勝つことによって、配当のようにビットコインが分配されるのです。
そして、それをソーシャルマイニングと称して、小分けにして販売し配当を受けるということが可能でした。
ただSCAM(詐欺)やポンジスキーム(取り込み詐欺)に限らず、計画倒れ、夜逃げ同然の閉鎖というものもあり、今では完全に下火になっています。
これはビットコイン価格の低迷もありますし、計算競走の難易度上昇もあります。
当たり前ですが、新しいマイニング機器の導入により省電力化や高性能化が進むので、業者といえども「元を取る」のがかなり難しくなったことが背景にあります。
私もかつてはソーシャルマイニングでいくらかのビットコインを手に入れました。
さらにはフォーセットといって、1時間ごとにビットコインが貰えるサイトがあったり、3年前は妙に熱中できる子どものおもちゃのような扱いでした。
通貨じゃないじゃん?
ビットコインは使えるお店が少ないから、通貨としての価値は低いと言われます。
実際は、ビットコインでしか買えないものが存在します。
それは、他の暗号通貨です。暗号通貨を買うための基軸通貨が今でもほとんどがビットコインなのです。
もしかして、近所のコンビニで暗号通貨払いの世の中になっていくと思った人はいるのでしょうか。それは間違いではありませんが、現状に合わせた使い方を考えるとそうなります。
そうではなくて、例えば将来、自動車が自動運転となったときに、急いでいるのに赤信号で止められたとしましょう。それを少額の暗号通貨を支払い青にできる(かもしれません)。その支払った暗号通貨は赤信号になったために停車した自動車にお金(暗号通貨)が支払われるのです。
つまり、交差点の通行権を毎回オークションできるわけです。
急いでいる人、快適さを求める人は少額支払うことで運転がスムーズに。
暇な人、稼ぎたい人は少額を受け取ることで譲ることができる。
そんな未来に暗号通貨は役立つのです。(※あくまでも可能性)
そういう現状からは考えにくいことに「可能性」があるわけです。
ですから、実際は(特に日本では)電子マネーやクレジットカードと競走する必要もなければ、価格の変動に文句言われる筋合いは無いのです。比べるほうが間違っているのですから。
(ただ、未知なるものを理解しようとするときは卑近な例と比較するのは当然のことですね)
HODL!
暗号通貨のその設計から時間の経過とともに価値(価格)が高まるように設計されているものが多くあります。
ですから、長期に保有したほうが価値が高まる(可能性がある)と言えます。
例えばビットコインは4年ごとに半減期といって、計算競走の報酬になるビットコインが半分になります。
逆にいうと、ビットコインの価値が4年で2倍になるという設計であり、計算上はそうだということです。(実際の価格は投資家心理や納税局面など波が多くあります)
暗号通貨界隈では、そのことを期待し、早くから理解している人が何があっても買ったビットコインは売らないぞ、という気持ちが焦ってHOLD!(保有する!)を打ち間違えてHODL!ということがスラングとして独り歩きして、象徴的な言葉になっています。
つまり、発行上限が決まっていて、希少価値が出るようになっているのですから、よほどのことが無い限り価格は上がると思うわけです(そういう人が増えば価格は上がるものです。需要と供給)
ですから、私も一生分の宝くじを買ったつもりで数年前に50万円を投資しました。
そして、いまもHODLなのですが、そこに新しい稼ぎ方に気づいたのです。
マイニングに似ているけど
暗号通貨の王道はビットコインと考えて良いでしょう。
そのビットコインを保有するというのも大切な投資戦略なのですが、
そこへレンディングという選択肢が出てきました。(少し前からありますけどね)
ソーシャルマイニングは、完全に投資なのでリターンによって回収する見込みがわからず、場合によっては詐欺案件だったということも数多くあります。
しかしながら、レンディングという「貸し出す」サービスであれば、期日が来れば返ってくるわけです。しかも利息がついて。
もちろん、リスクが無いわけではありません。貸し出しを仲介する企業が倒産すれば文字通り元も子もありませんし、その企業が悪いことをするかもしれません。
そういうリスクはあるにはあるのですが、
海外ではなく、日本の仮想通貨取引所でも募集があったり、レンディングを受け付けている場合があります。これはかなりチャンスですね。
何がチャンスかというと
仮に10BTC持っているとしましょう。時価では1000万円だとします。
そこで1年で5%の利息がつくとすると50万円の収入になります。
残念なことがあって利益が雑所得なので、まだまだドギツイ税金の支払いが必要なのですが。
でもですよ、ソーシャルマイニングより格段に良いんですよ。
ある意味、元本保証みたいなものですから。(倒産リスク除外して)←自己責任!!
しかも、日本企業でもレンディングの募集があるのですからチャンスありますよね。
ネックは10BTCとか高額ということ。
いまの時価だと1000万円超えますね。
昔からBTCを持っている人は、5%でまわっていく美味しいお話。
それでですね、現状は10BTCが1000万円だとして5%の50万円ですけど…
10年後に10BTCがいくらになっているでしょうね。
仮に1億円なら5%でも500万円になっているわけですよ。
今まではビットコインを売らないと利益にならない、おくりびとにならないと
考えていた人が、貸すだけで利益が保証されているのですから、
こういう嗅覚が鋭い人がリスクテイクしていくのではないでしょうか。
つまり、よりビットコインの現物が枯渇する。
貸し出す需要も出てくる。供給が少なければ調達コストをかける(貸出利回りがあがる)
そんな未来を急激に実感できるようになったわけです。
銀座の土地を昔に買えた人がどれくらいいたのでしょうか。答えはわかりませんが、リスクテイクできる人にはスゴイ投資法に見えるのかもしれません。
さいごに
基本的にこれは備忘録です。
ビットコインが超絶下落したときに、どこまで自分がリスクテイクできるかという。
夢物語でおわるのかどうか。
こういう視点も考えて、自分は今持っているビットコインを全力でHODL続けます。
そして、税金の支払いを考慮しつつ、レンディングに向けられたらと思っています。
マツモト コウイチ
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