英語の大切さを説くと長くなりそうですし本筋でもないのですが、言えないより言えたほうがよいのはご理解いただけると思います。
そして英語をテストの教科という文脈で語るのではなくコミュニケーションという位置づけで思うことを書きたいと思います。
さらに言うと「まったく英語が話せない人が少し話せるようになって嬉しくって書いた」というのが本稿の内容です。さらにスラスラ会話ができる心優しい方はぜひコメ欄に感想や方法をお教えいただければ幸いです。
英語と英会話は別物と考えたほうが良い
英語教師でもありませんし、自由に英語を使いこなせる人でもありませんが、英会話をするときは今まで触れてきた英語(つまり授業英語)とは別のものと思ったほうが良いです。
そこには文法無視でOK、単語が言えればOK、発音より勇気、言葉よりもジェスチャーというどこぞのお笑い芸人の外国での振る舞いそのものと言えます。
しかし、恥を気にして何も言わないのであればそもそもコミュニケーションとしての英会話ってどうなのよ、と思うわけです。どうにか伝わればOKです。どこかに採点者がいたり、赤点で追試ということはないはずですから。
英借文でオーイェー
カンニングが悪いのは学生さんだけ
カンニングはテストのルールとしては良くないことです。しかし、実社会においてカンニングのようにメモを見たり、解答例を用意しておくことは、何もできないことより良いことになります。
ですので、テストではないのですから大いにカンニングすれば良いのです。そして、カンニングするのも面倒くさくなるくらいになれば、その頃には記憶として定着しているはずなのです。
とにかくスマートに行こうなどと思わず勇気と敬意だけ持って対話する経験を積んでいきましょう。
英借文という作戦
世の中には英作文ならぬ英借文という言葉があります。これはゼロから英文を作るのではなく、既存の英語の文章をおかしくならない程度に流用することをいいます。誰が名付けたかは知りませんが、頭の良い方法ですね。まるでプログラムをいちいち書くのではなくコピペできる限りコピペするということです。うーん合理的。
例)
I will make a booking. (私が予約します)
Let me think about it. (ちょっと考えさせて)
Are you all right? (大丈夫?)
ドラクエ気分でアーハン、フーフン
冗談に聞こえますが、英語を話す外国人と対話するときに、ちょっと大げさに「uh‐huh(アーハン)」って言います。わかってなくても、話題をつづけて~って意味で言います。
まるでドラクエの会話で▼というマークが出たらボタンをピッて押す感覚です。
そして、抑揚をつけたりアーハンからフーフンになるときもあります。
まったく、何の説明だよって思う方もいると思いますが、私が英会話でストレスが減ったのはこういうやり取りが楽になったところが大きいのです。こういうのって学校の教科書に無いですよね?(おじさんには今の教科書を確かめるすべがないのでわかりませんが…)
Yeah 「そうだね」、Sure「もちろん」、
I see「なるほど」、I think so,too.「私もそう思う」など。
ですので、こういうやり取りを集中的に覚えておくのは会話を成立させる意味で有効だと実感しています。
海外でも日本語で挨拶する理由
私は数カ国、海外旅行で異国を訪れたことがあります。なかでも東南アジアが多いのですが、旅行をするなかで身につけたいろいろな智慧があります。
なかでもお店に入ったら必ず第一声は「こんにちはー」といって、続いて「Hello」なり「現地語の挨拶」をいいます。
それはなぜかというと、「この人は日本人(だからコミュニケーションが難しくてもしょうがないよね)」という免罪符のような意味合いがあります。
許されているかは不明ですけどね。
無言でお店をウロウロするよりも、日本語で挨拶してから片言の英語のほうが、なんとなく伝わることも多い気がします。なによりもお店の人からすれば何人かわからないわけですからね。
そういう意味で伝わるかどうかではなく、日本人ですよ~っていう意味で海外でも日本語で挨拶したりします。
コミュニケーションは場数だよね
基本的に「技術習得は場数に比例」だと思っています。
ですので、下手なりに場数を作っていくことが上達への近道だと思うのです。よく外国人を彼氏/彼女に持つと外国語の上達が早いといいますが、そのとおりですね。上達するよりお付き合いするほうが難易度が高いことは言うまでもありませんが…。
誰かができることは、習得できることに違いないのですから、ましてやコミュニケーションの手段です。場数をいかに確保できるかということがテーマになります。
さいごに
場数が大切なのはいうことありませんが、それは会話だけでなく英単語やヒアリングなどちょっとしたことの積み重ねでもあります。
当たり前のように英語を扱うにはそれぞれの環境に影響されると思います。それでもこれからも外国人観光客が増加の一途だといいます。外国語でコミュニケーションを取るためにも英語の準備をしておいて間違いはないでしょう。
英借文のように例文を覚えておくだけでも安心感が数段違ってくると思います。ぜひ実用的な英会話になるように英借文の想定問答を準備をしておくことをオススメします。
マツモト コウイチ
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