今回はトークンエコノミーの良さをご紹介するとともに具体的なサービス「nemlog」に注目する理由をお伝えします。
すぐ身近にあるフィンテック
最近ますます耳にする言葉フィンテック(金融「Finance」と技術「Technology」を組み合わせた造語)。このフィンテックは金融関係者だけの言葉ではありません。フィンテックという新語が具体的な動きとして新しい展開を始めているのです。
例えばトークンエコノミー。トークンエコノミーとは法定通貨の代わりにトークンをやりとりして作られる経済圏ことです。
このトークンエコノミーの代表的なサービス「nemlog」に注目する理由をお伝えします。
「バズれば勝ち」では害悪を撒き散らす?!
ブログやニュースサイトの広告(GoogleAdSenseなど)はクリックしてもらうために多くのアクセスを必要とします。
そのためバズること(※1)を目的に大げさな表現や価値の低い争いを取り上げる傾向にあります。
読者や記事内容の質ではなく量を考えれば粗製乱造、ときにはフェイクニュース(※2)が誕生する背景となっています。
※1バズる…Buzz:ハチや機械などが発する、ブンブン唸るような低い音。また、人のがやがや話す声。転じて「短期間に多くの人の耳目や注目を集め、巷を席巻すること」
※2フェイクニュース…虚偽の内容や確証のない憶測記事
「良いもの」を素直に良いと伝えるために
何かを主張すれば利害関係が疑われるもの。だからこそ、なるべくフェア(公平)に表現するのがマナーでしょう。
それでも利益至上主義になってしまえば前述したようにアクセス稼ぎのために主張が歪められることもあります。悲しいことですが個人のモラルに求めるのも限界があります。
そこで《悪いものを排除しよう》というのではなく《良いものを支援しよう》という発想が誕生します。自分が気に入った記事に「いいね」だけでなく少額でも「価値」をプレゼントできたら素晴らしいと思いませんか?
「NEM」のことは一旦忘れよう
nemlogは暗号通貨NEM(通貨はXEM)を“投げ銭”として利用します。(投げ銭しなくてもOKです)
それほどNEMは使い勝手が良いとだけ覚えておいてください。
なぜビットコインじゃないの?イーサリアムじゃないの?というのは技術的なことや暗号通貨の送金手数料的なこと、そして管理技術的なことがあると思います。私ももっと深く理解してから記事にしたいと思いますが、おおよそ「NEMは使い勝手が良い」でOKだと思います。
トークンエコノミーのトークンは、暗号通貨である必要はあるもののビットコインである必要はありません。
NEMも優秀な暗号通貨なのです。(だってnemlogみたいなサービスで実際に使えるしね)
nemlogで新しい体験を
nemlogはnemを投げ銭として使うブログです。
(投稿内容はnemに限らず自由です→私は誤解していた点です)
投稿してみると意外と投げ銭をもらえて驚きます。
仮に0.1XEMを投げ銭としてもらったとしましょう。(XEMはnemの通貨単位と思ってください)
1XEM5円だとして0.5円です。
1円にもなりません。それでも受け取った気持ちはプライスレス(良い意味です)
このときの感情(感動?!)が、まさに新感覚のトークンエコノミーだと痛感するのです。
SNSの「いいね」などは「読みました」くらいの感覚かもしれません。しかし、投げ銭となればそうではありません。「それ超いいじゃん」くらいのメッセージ性があります。
さいごに
実はまだまだ草創期の暗号通貨。nemlogのような新しいトークンエコノミーも始まったばかりなのです。
そしてnemlogを読んだり、書いたり、投げ銭を投げ合ったりしていると不思議な現象を目の当たりにします。
「投げた額より、気がついたら増えている」
エラーじゃないですよ、受け取ることが増えるのです。
この善意の循環こそ東洋思想的だと勝手に痛感しています。
私は常々言っています。「奪う世界と与える世界の住人のどちらかにしかなれない」
もちろん与える世界のほうが素晴らしいに決まっているじゃないですか。
だからこそnemlogでコミュニケーションを楽しんで、投げ銭を投げあって価値ある時間を体験してほしいと思うのです。
(そうだっ、このブログにも投げ銭できるようにしておこうかな…)
マツモト コウイチ
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